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空も世の中もうすら寒い時は3月某日。
今日は剛魂なり。鰹は焦っていた。※剛魂=合コン。鰹=合コンマスター。 なぜなら、声が、全く出ないからだ。
仕事の電話もまるでできない。鰹宛の電話もすべての人が「鰹さんいらっしゃいますか?」と、全く気づかないくらいひどい声になっていた。これは前日代官ヤマの某クラブにて声を張り上げすぎた代償である。男3人だけのクラブでここまでの代償を払うとは・・・。のど飴を柿ピーのように口に投資し続けるが一向に回復しない。
本来鰹の剛魂ストラテジーは「顔が駄目ならしゃべって落とせ」である。その鰹にしゃべることも許されなくなった今の現状は飛び方を忘れた鳥のように(misia)無残な姿に変貌してしまっていた。 |
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無常にも飛べない鳥のままNow is time.
弊社が誇る本日の剛魂戦士たちは下記の通り。
・たばこ担当 ジダン
・空も飛べる男 窪塚
・(遅れて参加の)謎のイタリア人 モリモッティ
・そして高速ドリブル健康体こと 鰹
の、4人。
遅れ気味の19時過ぎ磯野家一家なみにタクシーになだれ込む。
「麻布十番の某ラッキー酒場まで!」
もはや、鰹は声を出すには裏声しかなかった。カラオケで男が浜崎あゆみを挑戦するときに出すようななんとも寒い裏声しかないのだ。 これではいつものしゃべりの高速ドリブルも逆効果だ。今日の作戦は、飲むしかない。ストラテジーコード「男は黙って、黒ラベル。」 |
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今日の対戦相手はひとつの芯が通っている。それはすべてが、34歳だということだ!いや〜素晴らしきキャンディキャンディ世代。
バブル絶頂ジュリアナマハラジャゴールド世代。ボディコンスーツで男のバイキングを楽しんだあの頃。鰹の親父も髪の毛があったあの頃。古きよき時代を活きた34歳たち。相手に不足なし。
メンバーは
・TBSの自称大道具 サラ
・KO事務の母性本能 川島直美
・待受画面は愛息 お母さん
・(遅刻してきた)顔は伊藤裕子 YUKO
の、4人。
ひとりが、既婚の子供もちだった。ええ、それが何か。そんな境遇こそわれわれの魂をあらぶらせるのである。 |
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はじまりはトルシエ流フラット3。男のサガか、やはり複数の女性を目の前にすると鰹はしゃべろうとしてしまう。しゃべってしまう。声は出ない。声も張らない。つっこみも切れが悪い。
でも、やっぱりしゃべるしかないのだ。鰹に「男は黙って、黒ラベル。」は不可能なのだそもそも高倉健くらいだまってても絵にならない限り鰹が黙ってもただの暗いハゲの兄さんにしか見えないのだだからしゃべるのさ命の限り。すべてが裏声だ。もはや気持ち悪い。
アメリカザリガニの突っ込みを髣髴とさせるこの声は確実にもてないがもうそれはどうでも良かった。少なくともこの気持ち悪い声で話題出したりつっこみいれたりする鰹においしい空気が流れているのも感じたから。
もはやモテなくて良い。うければいい。仲間のアシストになれば良い。ストラテジーコード「欲しがりません。勝つまでは。」 |
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なんだかんだでメンツはエース揃いなのもあり試合はしっかりとゴールに向かって進んでいった。
それは個のちからでピッチ上を支配するレアル・マドリッドのサッカーだった。ジダンによる左右の展開に窪塚や鰹がドリブルで打開していく30代の引退間近の選手たちとのジェネレーションギャップを楽しみながら時折入る窪塚の飛び降りネタや、30代ならではのやぶれかぶれの下ネタも全体のGROOVE感をかなり高めていったのは間違いない。
4−4になってからもその流れは高まるばかり。ジダンによる「じゃあ、第一印象ゲームやろうYO!」のスルーパスもロナウドの飛び出しばりにすんなり通り、おきまりの勝ちパターンで試合は進んでいく。さすがたよりになるチームメイトたち。試合を完全に支配した。キッシングもハグもなんのその。
あとはもうゴールの組み合わせ抽選を済ますのみだった。ちなみに鰹の裏声はこの頃はもう聞き慣れたものだった。住めば都である。 |
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セットプレイも美しいが、流れの中のゴールはさらにエキサイティングだ。 ラッキー酒場をあとにした剛魂戦士は、各ポジショニングを司令塔のごとく確認しあいながら流れの中で本日のゴールネットを決定した。
事前打合せですでに品川プリンスは2部屋押さえてあったのであとは誰が品川に入って、誰が他に行くかだった。
そんな中、一番erosと思われたサラが「2次会に行こうYO!」と発言し始めた。
これはまずい。我々はそういう2次会には全く興味がない。お酒を飲んでもらうよりは他に飲んでもらいたいものもあるし。早速断りたかったが、なんと取調べを進めることによりサラは明日引越しのためちょっとしたら帰途につかねばならぬとのことだった。鰹は考えた。ここは、せめて今すぐ行ける人たちだけでも助かって欲しい。
「ここは俺たちにかまうな!お前たちは助かるんだ!!」ジダンと窪塚に、品川行きを示唆し、鰹とモリモッティは不毛の2次会へ突入するしかなかった。ジダンとYUKO、窪塚と川島直美は闇へと消えた。「俺たちの分まで、頑張ってくれ・・・!」
鰹とモリモッティ、そしてサラとお母さんで2次会やったが、会話の内容は全く覚えてない。しかしどうやらお母さんはまだやる気のようで。そうとなればサラを早速お送り致しまして、こうなったらお母さんと産まれたままの姿で3●と行こうYO!
そして我々3人は恵比寿に向かった。産まれたままの姿に戻るサンクチュアリ目指して。しかし・・・入り口の直前で、お母さんは言った。
「やっぱり双子は産めません」
世の中には、見えないところで、年功序列というルールが常に生息している。鰹は酒でつぶれている中でも、冷静な判断を、と思った。もはや彼女に双子は無理だった。一度着床した子宮は他を排斥する仕組みになっている。鰹よ、ここは諦めるのだ。すべての欲を排除せよ。そもそも声の出ない今夜、いさぎよく帰るのだ。ふとんだけは、きっと裏切らないさ。神の声(サッカーの神ペレの声)が聞こえた。鰹はそうすることにした。今夜は、ありがとう、さようなら。 |
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ちょうどそのとき、1通の電話が入った。それは品川組の窪塚からだった。「なんかさ〜今テレビで日本とバーレーンやってるんだけど、もうワールドカップって始まってるの?」
窪塚はパートナーとの1試合を終え、ルームのTVを観戦中だったのだ。ペレのお告げを受けた直後の鰹は、冷静に答えた。「NO。それは予選です。日本国民として常識ですYO。」
そんな鰹を、そしてさきほどモリモッティに本日の宴をささげた鰹を、ペレは見てたのだ。ペレは鰹に、ひとつの慈悲をくださった。それは・・・窪塚の一言だった。「じゃあ、この品プリの部屋きちゃえYO!」
おお!ジーザス!!!!!!!!
このあとのことは、深くは語らない。ただし、この一言のあと、鰹がタクシーに乗るまでの速度は光ファイバー(TEPCOひかり)を超えていたことはたしかだ。部屋に入るなり、3人でベースボール拳や●●●や、●●●●や・・・・
こんな●●しなくても♪ 燃焼系 燃焼系 鰹式 |
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