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| 拙者の名は、聞き耳半蔵。日々、忍術を習得せんと精進する一介の忍者でござる。拙者の使命は、山を下りて忍法を使いこなし、男女の"色恋沙汰"を聞き出すこと。何故、忍びの者にそのようなことが必要か、それはお師匠様曰く、人情の機微を知るため。拙者はその尊いお考えに応えるべく、コーヒー忍者を襲名したでござる! |
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| 忍忍。今回は、これまたお洒落な街下北沢にやってきたでござる! 小さい街ではあるが、カフェや雑貨屋など若いカップルをくすぐるアイコンがちりばめられている。拙者は、イタリアンバール風のカフェに入り、ブラッディオレンジグラニータを頼んだ。すると、奥の席にお互いを見つめあう10代と思しきカップルが目に入った。「ウキウキ♪ワクワク♪ドキドキ♪」という効果音が似合う光景でござる。会話は単発的で弾まないものの、その間すら甘酸っぱく初々しい。まさに、付き合い始めカップルといった体裁だ。小リス系の彼女がモジモジしそれを彼は愛おしそうに眺める、この構図が実によく似合う二人である。「クレープ食べたい?イイお店があるんだよね」、「クレープ?食べたい食べたい!」。 |
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| この空気感、初々しさ、青春の香り……間違いなくORANGE RAN●E世代なはず。ノリで乗り切る音楽に弱いと見た! 拙者は早速、忍法“ノリノリウォークマンの術”を使い、ファンキーな男を演じたでござる。土地柄バンドマンも多く、違和感は全くない。拙者は見事に二人の周りの空気に溶け込み、警戒心の根こそぎカットに成功した……「OK。じゃあクレープ食べたらどこ行く?」、「う〜ん、おネンネしたいな♪」。ん?おネンネ?もう帰って寝たいでござるか? そんな風に拙者が呆けていると、彼は「でも、シモキタってラブホ少なくない?」と言い、彼女はサラリと「じゃ、渋谷行こ?」と返す。ラブホって、HなHOTEL?……こ、小リスよぉ! |
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| そして彼は、強いショックを受けた拙者に追い討ちをかけるように言った、「そんなことだと思って、アレ持ってきたよ」。……アレ? アレってまさかあのアレでござるか!? しかも、それを聞いて小リスは「ホントに?行こ行こ渋谷行こ!」とテンション上がりまくり。「おいおい、クレープ食べるんじゃなかったのかよぉ」と鼻の下を伸ばす彼。そして、極め付きは「だってぇクレープより……うふ♪」という度肝を抜く挑発的発言! |
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実際、へこむでござるよ。拙者が崇拝してやまない小金沢昇●氏の熱唱を聞いても全然ノレないとは、由々しき事態! 若さゆえとはいえど、あまりに破廉恥、あまりに無節操! 彼女の幼い顔を見ると「けしからん!」と叱責する気すら失ってしまうでござる……結局二人は、何事もなかったようにウキウキワクワクしながら店を出ていった。もう、考えないようにするのが一番。拙者のできることはただただ修行のみでござる。なぜなら、修行だけは拙者を裏切らないから……あしからず。
HなHOTELでの会話も弾む…?ネタ元はココで! |
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| 今回の教訓は、「あどけなさの中にも穢れがあることを知れ」ということでござる。いや、それにしても最近の若い者は恥を知らんで困ってしまうな。拙者の時代は、「連れ込み」などとしっかりオブラートに包んだもの。とまあ、そういう問題以前の話でござるが……。 |
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