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| 拙者の名は、聞き耳半蔵。日々、忍術を習得せんと精進する一介の忍者でござる。拙者の使命は、山を下りて忍法を使いこなし、男女の"色恋沙汰"を聞き出すこと。何故、忍びの者にそのようなことが必要か、それはお師匠様曰く、人情の機微を知るため。拙者はその尊いお考えに応えるべく、コーヒー忍者を襲名したでござる! |
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| 後編 今回の盗み聞き…いや、修行場所は新宿の創作ダイニング。いかにも爽やかなカップル…と思いきや、ここに居てはダメなお二人だったわけで!! |
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| 男: |
「……なぁ、今日は帰らなくても平気だろ?」 |
| 女: |
「もち。お母さんにはユミコの家に泊まるって言ってあるし」 |
| 男: |
「マジで?」 |
| 女: |
「うん。こうなると思ったから」 |
| 男: |
「ナイス判断。まだ飲めちゃう、じゃん?」 |
| 女: |
「わーい。飲んでもいいかーい♪(……ケツ●ンサンバと見た)」 |
| 男: |
「飲んだらえーやーん♪(間違いない!)」 |
| 女: |
「イェーイ!じゃあ、“締め”で梅酒ロックいっちゃおうかな♪」 |
| 男: |
「いいね。俺はシソ焼酎で“締め”よっと」 |
| 女: |
「いっちゃえ、いっちゃえー!」 |
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| 女: |
「ホント、梅酒はロックだよね!」 |
| 男: |
「分かる。サワーで飲む人とか気が知れないね」 |
| 女: |
「知れない、それは知れない」 |
| 男: |
「ま、焼酎は水割りの方がいいけど」 |
| 女: |
「さすがに焼酎はねー……で、今日はどこにする?(早速、ラブホの話題)」 |
| 男: |
「そうだなぁ。前行ったところもキレイだったけど、その向かいにできた新しいところに行きたいかも」 |
| 女: |
「あーあー!あそこか。あそこ行こ、あそこ!(女子が「あそこ」と連呼するのは……)」 |
| 男: |
「おう」 |
| 女: |
「じゃあ、もう出よ?」 |
| 男: |
「そうだね!すいませーん……お愛想で!」 |
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| いや、そういう問題ではない。とにかく、高校生の飲酒などはもっての外! しかも、ウソをつき母上の待つお家に帰らず、お泊りするなど! むぅ、若者の現状には精通していると自負していたが。今夜は拙者、見事に打ちのめされたというわけでござるな……あしからず。 |
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| 今回の教訓は、「未成年の飲酒及び蛮行を許してはならぬ」ということでござる。これは至極当然のことではあるが、彼らのような“大胆不敵カップル”を見た日にはなおさら強く感じざるをえない。しかも拙者は下戸であるゆえ、修行のためとはいっても酒を頼むのは辛かったりするのでござる……。 |
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