| 男: |
「この前会ったのっていつだっけ?」 |
| 女: |
「えー海の日の前後だった気がする。恵比寿で飲んだときだったよね」 |
| 男: |
「そうだ、そうだ。じゃあ、そんなに久々でもないね。何か最近わりとよく会ってる気がしてさ」 |
| 女: |
「そういえば、そうかも」(あら。何とも気のない返事だこと) |
| 男: |
「仕事は変わりない?店長は相変わらず?」 |
| 女: |
「うん。ジュンヤ君は?」 |
| 男: |
「オレも相変わらずだな。フリーになってそんなに経ってないし、ロゴマークとかHPデザインとかで細々とつないでる感じ」(と言いつつも、アーティスト風) |
| 女: |
「でも、フリーでやれてるだけいいじゃん。私なんて毎日同じことの繰り返しだよ。同僚が少ないから余計にそう感じるし」 |
| 男: |
「やれてるっていっても、まだまだだよ。それに俺からするとさ、毎日が同じようでもちゃんと持続させてることの方が立派だと思う」 |
| 女: |
「そうかなぁ……」 |
| 男: |
「そうだよ。そりゃ、たまには『このままでいいのかな』って思うだろうけど、そういう疑問を持つこと自体は悪くないし」 |
| 女: |
「うん。でも、そういう疑問にとらわれちゃったときはどうやって解消すればいい?」 |
| 男: |
「解決策はそれぞれ違うよ。でも、大事なのは自分を肯定することじゃないかな。今はこれだけしかできなくても、日々一所懸命過ごすことで自ずと未来は開けるはずでしょ?」 |